2月28日(金)KRIC勉強会at事務局会議室が開催されました。
第17回目のテーマは「数学(数学って何の役に立つの?)」
まずは判例を読みました。
数学なのに何故判例?
法律は数学的思考法に基づいて作成されているからです。
数学を勉強する目的は
現実(個別事象)→抽象化(法則)→現実(その他の事象に応用)
という考え方を習得することです。
この考え方が習得できれば、公式とか定理とか忘れても
日常生活で困ることはほとんどありません。
一般論は各論に当てはまらないことが多いので
数学的思考法は実生活には関係無いと思われがちですが
実生活の場合は、普遍的な法則が何故個別事象に通用しないのかを考えることが
数学的思考法となります。
「社長の言ってること(=一般的には正しい理屈)が何故、現場に当てはまらないのか?」を考える。
「営業で、Aさんの時には上手く行ったのに、Bさんだと上手く行かないのは何故?」を考える。
誰でも日々やっていることですが
これを意識的にやることによって数学的思考力がアップし
結果、ビジネス戦闘力がアップします。
但し、数学的思考法はあくまで技術ですので
人間力が下がっている時に、数学的思考法に頼ると
ウザイ人になってしまうので要注意です。
今日のキーワードは
「合成の誤謬」